研究課題/領域番号 |
26400332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
松本 正茂 静岡大学, 理学部, 教授 (20281058)
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連携研究者 |
長谷 正司 物材機構, 中性子散乱グループリーダー (40281654)
黒江 晴彦 上智大学, 理工学部, 准教授 (40296885)
増田 隆嗣 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90313014)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ヒッグスモード / 振幅モード / 磁気励起 / 量子スピン / 量子相転移 / 電気磁気効果 / エレクトロマグノン / マルチフェロイクス |
研究成果の概要 |
ヒッグスモードが期待される磁性体について、複合スピン系を中心として統一的な理論を構築し、それを具体的な物質に適用することで、磁性体のおけるヒッグスモードに関する研究を実施した。国内外の実験グループと協力し、具体的な物質においてヒッグスモードの観測を目指した。その結果、中性子散乱では観測が困難とされていた2次元物質においても、ヒッグスモードが実際に観測されていることを確認した。また、ヒッグスモードは、電気磁気効果によるエレクトロマグノン励起として観測される可能性がある。この点に関する基礎理論を構築し、具体的な物質へ適用して、新たな方法によるヒッグスモードの観測に向けた理論を提出した。
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自由記述の分野 |
物性理論
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