研究課題/領域番号 |
26400369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
満田 節生 東京理科大学, 理学部第一部物理学科, 教授 (90183962)
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連携研究者 |
北澤 英明 物質・材料研究機構, 先端材料解析研究拠点, 副拠点長 (00195257)
中島 多朗 理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 研究員 (30579785)
寺田 典樹 物質・材料研究機構, 量子ビームユニット, 主任研究員 (60442993)
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研究協力者 |
Karel Prokes Helmholtz-Zentrum Berlin für Materialien und Energie, Department Materials for Green Spintronics
Klaus Kiefer Helmholtz-Zentrum Berlin für Materialien und Energie, Department Sample Environment
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | スピン格子複合系 / スピンフラストレーション / マルチフェロイック / 交差相関物性 / 一軸応力 / 二等辺三角格子反強磁性 |
研究成果の概要 |
(i)スピン誘導型強誘電体のモデル物質であるCuFe1-xGaxO2において,既知の螺旋型磁気秩序が担う強誘電相とは異なり,空間反転対称性を破っていないサイン変調型の磁気秩序を伴うように見える新しい強誘電相が一軸応力誘起されることを見出した。(ii) 磁気秩序形成がこれまで詳細に探査されてきた2次元三角格子Ising磁性体のモデル物質CoNb2O6に対して,その基底状態が700MPaの臨界一軸応力で磁気伝搬波数q=1/2を持つAF-II磁気秩序からq=0を持つAF-I磁気秩序に入れ替わることを見出し,一つの物質の中で交換相互作用定数を制御しγ=1のワニエ点を横切ることができた。
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自由記述の分野 |
磁性、中性子散乱
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