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物理学で基本的な課題である量子多体系のエンタングルメントに関連し、本研究の主要な成果は以下の3点である。(1)SO(N)双1次双2次型の量子スピン鎖のエンタングルメントを解く一般化非局所Jordan-Wigner変換を構成し、その基底で量子モンテカルロ法の負符号を消去できることを示した。(2)量子モンテカルロ法において、スナップショットの虚時間方向を縮約したスナップショット密度行列の概念を提案し、スペクトル分布のスケーリング性などの基本的性質を明らかにした。(3)サイン2乗型の相互作用変調のある系に対し、厳密に解ける模型を構成し、また、共形場理論やエンタングルメントとの関係も明らかにした。
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