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2017 年度 研究成果報告書

メガラヤ・バングラデシュ・ミャンマー地域に豪雨をもたらす渦状低気圧の実態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26400465
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 気象・海洋物理・陸水学
研究機関名古屋大学

研究代表者

藤波 初木  名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 講師 (60402559)

連携研究者 安成 哲三  総合地球環境学研究所, 所長 (80115956)
坪木 和久  名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (90222140)
広瀬 正史  名城大学, 理工学部, 准教授 (40392807)
研究協力者 初塚 大輔  名古屋大学, 環境学研究科, 大学院生
加藤 雅也  名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 研究員 (00648272)
金森 大成  名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 研究員 (50422803)
平田 英隆  名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 研究員 (30808499)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード渦状低気圧 / モンスーン / バングラデシュ / メガラヤ高原 / ミャンマー / 降水 / 季節内振動 / 日変化
研究成果の概要

夏季バングラデシュ周辺では渦状低気圧が発生し大雨をもたらす.この研究課題は,これまで未解明であったバングラデシュ周辺の渦状低気圧の実態,三次元構造及び発生環境と発達過程を明らかにした.渦状低気圧は水平規模が約600km,高度は9000mに達し,上層に暖気核,下層に冷気核を持つ.内部に螺旋状の降水帯を伴い,背の高い積乱雲が発達する.バングラデシュ周辺では降水量が10~20日周期で変動し,降水活発期の約60%がこの低気圧による降水でもたらされる.渦状低気圧の発生にはベンガル湾北部で下層大気の低気圧性シアが強く,鉛直シアが小さい環境が重要である.低気圧の発達には凝結の潜熱が重要であることが分かった.

自由記述の分野

気候学・気象学

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公開日: 2019-03-29  

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