研究課題/領域番号 |
26400487
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
小嶋 智 岐阜大学, 工学部, 教授 (20170243)
|
連携研究者 |
金田 平太郎 千葉大学, 理学研究科, 准教授 (30415658)
中村 俊夫 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 教授 (10135387)
大谷 具幸 岐阜大学, 工学部, 教授 (20356645)
勝田 長貴 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70377985)
|
研究協力者 |
永田 秀尚 (有)風水土, 代表取締役
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 地すべり / 山体重力変形地形 / 北アルプス / 越美山系 / 紀伊半島 |
研究成果の概要 |
山体斜面が重力の影響により変形した結果形成される二重山稜,山向小崖などの地形(以下DGSDと略)は,深層崩壊の前兆現象であると考えられている.これらの地形の形成過程を明らかにする目的で,北アルプス,美濃山地,紀伊半島などで地形地質調査を行った.その結果,DGSDの中には過去10万年近く安定して存在しているものがあること,現在見られるDGSDの多くは最終氷期終了後の温暖湿潤気候下に形成されたものであることなどがわかった.したがって,全てのDGSDが深層崩壊の前兆現象であるとは言えないことが明らかとなった.また,代表的なDGSDに伴われる凹地の埋積堆積物には様々な環境変動記録が残されている.
|
自由記述の分野 |
地質学
|