水中高周波プラズマを利用して、金を中心としたナノ粒子生成を行った。プラズマの発生法式は2つあり、電極直上と電極から離れた絶縁板の貫通孔内である。また、ナノ粒子の生成法は金属イオンの還元と電極スパッタである。いずれの場合も、生成物は水溶液中の塩の種類と濃度に依存する。これらの制御により、金ナノワイヤーや金五角形粒子の生成が確認された。絶縁板の貫通孔内にプラズマを発生させる場合には、電極由来の金属混入がないことが特徴である。この方式では有限要素法より、プラズマの発生に気泡の生成が重要な要素となっていることが明らかとなった。
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