研究課題
基盤研究(C)
これまで異方性のない溶液,等方性物質やアモルファス等の試料分析に限定されてきた光学活性測定手法を,原理的に見直し,高い空間分解能と検出感度を両立した光学活性の顕微手法を確立した。得られる光学活性の空間分布情報により,発現する光学活性の機構と特性の解明を微視的なレベルから行うことが可能となった。また,上記手法の実現により,さらに高い空間分解能でのキラル物質の分析や化学的応用展開が視野に入りつつある。
ナノ光学、ナノ構造科学、表面・界面物性