研究課題/領域番号 |
26410029
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
|
研究機関 | 公益財団法人レーザー技術総合研究所 |
研究代表者 |
谷口 誠治 公益財団法人レーザー技術総合研究所, レーザーバイオ化学研究チーム, 副主任研究員 (00342725)
|
連携研究者 |
コスロービアン ハイク 公益財団法人レーザー技術総合研究所, レーザーバイオ化学研究チーム, 副主任研究員 (70291036)
北村 昌也 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20244634)
中西 猛 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 講師 (20422074)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 分子分光 / 時間分解蛍光 / 蛋白質・酵素 / 機能阻害効果 |
研究成果の概要 |
本研究では、酵素(蛋白質)の機能阻害効果について検討するため、セリンヒドロキシ転移酵素(SHMT)およびD-アミノ酸酸化酵素(DAAO)を用い、阻害分子の有無による光励起過程の変化を時間分解蛍光計測法により計測した。SHMTではL-セリン、グリシン等のアミノ酸添加時の蛍光消光が外部アルジミン形成反応に起因し、光により反応が促進されることを明らかとした。またDAAOについて、水溶液中で存在する2量体が蛋白構造の異なるサブユニットにより形成され、阻害分子による効果もそれぞれのサブユニットで異なることを初めて明らかにした。これらから、時間分解蛍光法が機能阻害効果の計測に有用であることが示された。
|
自由記述の分野 |
物理化学
|