研究課題
基盤研究(C)
本課題では、遷移金属錯体を用いた分子素子の量子化学計算による設計と機能予測の実現を目的とし、研究を遂行した。その結果、(1)構造・電子状態・物性を、基板や電極を含め統合的に取り扱える量子化学に立脚したシミュレーション法を確立すること、(2)量子化学計算に基づく物性シミュレーションにより、目的機能を有する分子の設計指針の理論的提案と、具体的に得られる物性を予測すること、の2点において成果を上げた。
量子化学