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2016 年度 研究成果報告書

スピンコート成膜プロセスにおける有機高分子薄膜の活性界面形成キネティクス

研究課題

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研究課題/領域番号 26410135
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高分子化学
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

佐々木 園  京都工芸繊維大学, 繊維学系, 教授 (40304745)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードスピンコート成膜法 / 有機高分子薄膜 / 放射光微小角入射X線散乱 / 結晶化キネティクス / 結晶化速度 / 結晶の配向性
研究成果の概要

本研究は、スピンコート法による薄膜成膜プロセスにおける高分子の結晶化挙動と界面形成キネティクスを検討可能な実験法を大型放射光施設SPring-8の高輝度X線を利用して構築することを目的として実施した。試料としては有機高分子系太陽電池材料と成分解性・生体適合性を有するポリエステルを用いた。その結果、次の事が明らかになった:①基板回転速度が高くなると高分子の核生成速度が高くなった。②高分子の結晶化速度は、基板回転速度と溶液の初期濃度に依存して変化した。③高分子の分子量が高くなると、結晶化速度は低下した。④結晶化が始まる以前に、基板表面に垂直な方向で一定波長の濃度ゆらぎが発生することが示唆された。

自由記述の分野

複合化学・高分子化学

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公開日: 2018-03-22  

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