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2016 年度 研究成果報告書

酸素グロー放電による酸化金薄膜の作製とその利用に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26410156
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 分析化学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

肥後 盛秀  鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授 (10128077)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード蒸着金薄膜 / 酸素グロー放電 / 酸化金薄膜 / 親水性 / 表面改質 / 高分解能X線光電子分光法(XPS) / 表面プラズモン共鳴(SPR) / 金蒸着ガラス棒SPRセンサー
研究成果の概要

酸素グロー放電により金表面に生成する1 nm程度の親水性の酸化金薄膜の構造と反応性を高分解能X線光電子分光法(XPS)と波長共鳴型表面プラズモン共鳴(SPR)を用いて研究した。酸化金は空気中において数日で分解するが,酸素グロー放電の初期に生成され安定な2種類の酸素成分が表面に存在する。酸化金は還元性物質の水溶液中では分解する。塩酸と臭化水素酸水溶液では錯体を作って溶解する。塩基性の水溶液においては水溶性の水酸化金を作る。酸化金は水分子と紫外線により分解することを発見し,これらを除去することにより酸化金の長期保存を可能にし,疎水性の金表面の親水化のための新規表面処理技術に貢献する。

自由記述の分野

化学

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公開日: 2018-03-22  

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