2016 年度研究成果報告書

薬剤耐性菌の高確度検出を目指した抗体ナノ粒子プローブ－反応熱分解分析法の高性能化

研究課題

研究課題/領域番号	26410164
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	分析化学
研究機関	中部大学
研究代表者	石田康行中部大学, 応用生物学部, 教授 (70273266)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード	消毒薬耐性菌
研究成果の概要	アタッチメント式抗体磁性ビーズプローブと反応熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法を連結した新規分析手法を開発した。この方法により、特定の細菌を選択捕集し、得られた菌体中の脂肪酸成分を高感度に検出することに成功した。さらに、この手法を消毒薬耐性菌の分析に応用したところ、検出された脂肪酸成分の化学組成の違いに基づいて、消毒薬耐性をもつ大腸菌を迅速かつ簡便に検出することも可能になった。
自由記述の分野	分析化学