多角形型に構造化した一連のPEG類縁体として、二角形から六角形PEGを合成し、物性を比較した。室温では鎖状PEGと比べ、多角形型PEGは疎水性が高いことが示された。環サイズ増大に伴い疎水性が増加することも示された。70度ではトポロジー効果が示唆され、環状PEGは、その分子構造に対し不連続的に機能や物性が変化することがわかった。 両親媒性構造を有するPEGについて、片末端にフェニル基を有するテトラエチレングリコール、オクタエチレングリコールを開発した。フェニルオクタエチレングリコールの方が、フェニルテトラエチレングリコールに比べ高い凝集抑制効果を示した。
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