研究課題
基盤研究(C)
側鎖型の硫酸化糖ポリマーをPEDOTのドーパントに用いて、新規な熱線吸収材料について、検討を行なった。分子量の異なる糖ポリマーを用いたところ、分子量28000のもので最も高い熱線吸収能をもつとともに、高導電性を示すことを確認した。分子量が28000以上では、熱線吸収能および導電性ともに低下する傾向を示し、分子量を制御することにより、熱線吸収率を調整できることが示唆された。
高分子化学