研究成果の概要 |
高圧CO2光燃料化ではPd/TiO2が最も高活性で、CO2 + H2下で反応させた場合には、CO2圧0.12 MPa, H2圧0.28 MPaで活性は極大となるのに対し、CO2 + moisture下で反応させた場合には、全圧0.80 MPaに至るまでラングミュア型の速度依存性を示し、メタン生成の反応次数は0.39だった。競争吸着する前者に対し、後者では水光酸化サイト(TiO2等)とCO2光還元サイト(Pd等)が有効に分離されたためと分かった。
関連して、水を媒質とする両極に光触媒を用いる太陽電池で、BiOCl等の正極を背面照射とすることで、リーク電流を抑制し、開放電圧1.91 V/セルを得た。
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