近赤外光吸収出来る増感色素の設計および開発のために、理論及び実験的な方法を組み合わせて適用した。 遠赤色素を用いて、エネルギー及び電子吸収スペクトルの計算と実験値との差を最小にする計算パラメータの最適化にTD-DFT理論計算を実施した。それを実現するにスクアリル系色素利用し、HOMOのエネルギーについては0.1eV、吸収最大については40nm-60nmの差であることが分かりました。電子注入および色素再生の最小エネルギー障壁はそれぞれに対して0.15eV及び0.12eVが必要である事を見出さした。この結果近赤外波長の1060nmまで光収色素の設計することが可能であると結論した。
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