研究課題
基盤研究(C)
有機アモルファス薄膜の加熱処理による新しい有機結晶薄膜作製技術を開発した。得られた結晶薄膜を用いる有機電界効果トランジスタ (OFET) の移動度は、アモルファス膜を用いるOFETのそれに比べて約70倍に向上することがわかった。また、有機アモルファス固体を加熱することにより得られる過冷却液体の流動性を利用する新しい相互陥入様構造形成法を開発し、この技術を用いることにより、有機薄膜太陽電池の短絡光電流密度および曲線因子が向上することを明らかにした。
有機エレクトロニクス