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2016 年度 研究成果報告書

主鎖型液晶性高分子の高熱伝導性発現機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26410220
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関東京工業大学

研究代表者

戸木田 雅利  東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (30301170)

研究協力者 吉原 秀輔  
杉本 篤希  
高橋 千春  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード熱伝導性 / 液晶性高分子
研究成果の概要

40~70nmのラメラ厚を持つPP-10スメクチックI液晶無配向試料の熱拡散率を測定した結果,熱拡散率に有意な差は現れなかった.BB-nスメクチックA液晶の熱伝導率は0.3~0.4 Wm^-1K^-1で偶数系で高く奇数系で低い偶奇効果を示し,nの増加に伴い低下した.偶数系BB-nは結晶性であり,結晶性の影響の可能性もある.側鎖型液晶性高分子PmBEnを磁場配向し,熱拡散率と構造解析の結果との対応を検討した.その結果,(1)側鎖メソゲン層の間に主鎖がより閉じ込められているほうが熱伝導率・熱拡散率が高い.(2)SmAd構造に特徴的なテール鎖同士の凝集は熱拡散率を大きく低下させる ことを明らかにした

自由記述の分野

高分子構造・物性

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公開日: 2018-03-22  

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