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2017 年度 研究成果報告書

DNAブラシ界面間における特異な相互作用の発現に対する水和状態の寄与評価

研究課題

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研究課題/領域番号 26410232
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関信州大学 (2016-2017)
国立研究開発法人理化学研究所 (2014-2015)

研究代表者

金山 直樹  信州大学, 総合工学系研究科, 准教授(特定雇用) (80377811)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードDNA / 界面 / 水和 / 界面間力 / フォースカーブ
研究成果の概要

水溶液中で2つの向かい合ったブラシ状のDNA二重鎖(DNAブラシ)の間に生じる相互作用を、コロイドプローブ原子間力顕微鏡を用いたフォースカーブ測定により物理的な力(界面間力)として実測することに成功した。相補的な塩基対(GCペア)を表層に提示したDNAブラシ界面間では、NaCl濃度の上昇に伴なって界面間力が斥力→引力へと徐々に変化することがわかった。一方、非相補的な(CCミスマッチ配列)表層のDNAブラシ界面間では、NaCl濃度と関係なく斥力が支配的であった。このDNAブラシ界面間力の違いは、ブラシ表層の局所的な水和状態が反映されていることが示された。

自由記述の分野

生体関連高分子

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公開日: 2019-03-29  

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