• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 実績報告書

ショットピーニングによる機器の高信頼化に関する研究-表面き裂の無害化-

研究課題

研究課題/領域番号 26420034
研究機関小山工業高等専門学校

研究代表者

北條 恵司  小山工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (10455115)

研究分担者 高橋 宏治  横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90334630)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードき裂 / 疲労 / ショットピーニング / 破壊力学
研究実績の概要

き裂を有する材料にSPを施工したところ、ある寸法以下のき裂材では、疲労限度を平滑材と同一レベルまで向上できることを示した。この現象を「き裂の無害化」と呼ぶ。本研究では、無害化可能なき裂寸法の材料強度依存性と応力集中部におけるき裂の無害化挙動を解明することを目的としていた。
しかし平成27年度の途中で課題が廃止になり,目的のおよそ半分の「無害化可能なき裂寸法の材料強度依存性」までの解明となった.この研究結果から重要な知見が得られ,「無害化可能なき裂寸法」はSPによる材料表面に分布する残留応力に大きく支配されていることが分かった.また無害化可能なき裂寸法を残留応力分布から科破壊力学的解析により推定することに成功した.
それらの研究成果について学会発表2件を行い,学術論文を材料誌に投稿した.(111月出版予定)

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ショットピーニングによる表面き裂の無害化寸法に与える材料硬さの影響2015

    • 著者名/発表者名
      北條恵司,高橋宏治,安藤柱,笛木隆太郎,岡田秀樹
    • 雑誌名

      材料

      巻: 印刷中 ページ: 印刷中

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] き裂を有する鋼材のショットピーニングによる疲労限度向上に及ぼす硬さの影響2015

    • 著者名/発表者名
      北條恵司,岩瀬 彩香,高橋 宏治岡田 秀樹
    • 学会等名
      2015年度 日本ばね学会 総会及び春季後援会
    • 発表場所
      ウインクあいち
    • 年月日
      2015-06-12
  • [学会発表] 人工き裂を有するばね鋼の硬さがショットピーニングによる疲労限度向上に及ぼす影響2015

    • 著者名/発表者名
      北條恵司,高橋宏治,安藤柱
    • 学会等名
      第64期通常総会・学術講演会
    • 発表場所
      山形大学
    • 年月日
      2015-05-23 – 2015-05-24

URL: 

公開日: 2017-01-06  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi