本研究は、作業者が工作機械やCAMソフトウェア等のツールの複雑な操作を意識することなく、目的の機械加工を容易に実現できるように、作業者、工作機械、ソフトウェアの間を取り持つインタフェイス機能を開発することを目的としている。従来のCAMソフトウェアでは対応することが困難であった複雑なミーリングや旋削を対象にして、入力用のインタフェイスとして力覚呈示装置を採用することにより、作業者の直感的な入力に基づいて適切なNCプログラムを短時間で生成することが可能となった。得られた成果については、国内の学会や国際会議で積極的に公表した。
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