研究課題
基盤研究(C)
直径0.5mmの小径エンドミルの底刃逃げ角を0°から15°まで5°ずつ変化させてニッケルチタン合金の切削加工実験を行い、切れ刃摩耗および加工面の平均粗さについて評価した。その結果、底刃逃げ角0°の小径エンドミルは15°のものに比べて摩耗が60%も少なくなり、底刃逃げ角が小さいものほど切れ刃摩耗を低減できることがわかった。加工面平均粗さはすべてのエンドミルにおいて200nm以下となり、良好な仕上げ面が得られた。
精密加工学