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2016 年度 研究成果報告書

人工関節摩擦部分からの金属イオン溶出のメカニズムの解明とその予防指針の策定

研究課題

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研究課題/領域番号 26420083
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 設計工学・機械機能要素・トライボロジー
研究機関北里大学

研究代表者

馬渕 清資  北里大学, 医療衛生学部, 名誉教授 (70118842)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード人工股関節 / 微動摩耗 / 不動態被膜 / 摩耗試験 / 腐食電位 / 摩擦ストローク
研究成果の概要

人工股関節材料として一般に用いられているコバルトクロム(CoCr)合金は,表面の不動態被膜が耐食性を支えている.その不動態膜は,骨頭と頚部のテーパー結合部分では,金属同士の接触面におけるフレッティングと呼ばれる微小振幅の摩擦により損傷しやすいと考えられている.不動態被膜の損傷,その後に続く再形成に対して,摩擦ストロークの違いはどのように影響しているかを明らかにするため,本研究では,CoCr合金同士の往復動摩擦実験において,電気化学計測を行った.その結果,摩擦に伴う腐食電位の低下は,ストロークが短いほど,損傷度が大きい傾向があり,また,損傷の回復が遅い傾向があることがわかった.

自由記述の分野

医用機械工学

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公開日: 2018-03-22  

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