研究課題/領域番号 |
26420133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
赤松 正人 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (40315320)
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連携研究者 |
古川 英光 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (50282827)
宮 瑾 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (30631759)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 形状記憶ゲル / 熱物性測定 / 熱伝導率 / 熱拡散率 / 比熱容量 |
研究成果の概要 |
連携研究者の古川らは,世界で初めてスイッチング温度を境に形状記憶機能を発現するゲルを開発した.特異な熱的特性を持つゲルであるが,その熱物性は不明である.本研究では,高橋と榎森により開発された熱物性テスターを用いて形状記憶ゲルの熱伝導率と熱浸透率を測定した.結果,含水率17 %の形状記憶ゲルの熱伝導率と熱浸透率はフッ素樹脂のそれらとほぼ同様の値を持つことを明らかにした.さらに,含水率40 %の形状記憶ゲルの熱伝導率と熱浸透率は含水率17 %の形状記憶ゲルのそれらより,それぞれ1.48倍および1.09倍大きい値を示すことを明らかにした.また,これら結果から形状記憶ゲルの比熱容量と熱拡散率も示した.
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自由記述の分野 |
伝熱工学
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