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2016 年度 研究成果報告書

ナノ流体沸騰伝熱の工業利用に向けた熱伝達率の動的変化とナノ粒子層剥離の現象解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26420140
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 熱工学
研究機関電気通信大学

研究代表者

大川 富雄  電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (20314362)

研究協力者 榎木 光治  
ムハンマド・ズハイリ・ビン・スライマン  
松尾 大輔  
小林 大河  
渡辺 陽介  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードナノ流体 / 沸騰熱伝達 / ナノ粒子層 / 熱伝達率 / 限界熱流束 / 剥離
研究成果の概要

ナノ流体は、沸騰熱伝達における特に限界熱流束(CHF)を向上させる方策として注目を集めている。ナノ流体によるCHF向上は、主に、ナノ粒子層の形成によって、濡れ性や粗さ等の伝熱面表面性状が変化することに起因する。しかしながら、ナノ粒子層の付着状況は必ずしも強固ではないため、沸騰中にナノ粒子層の剥離がしばしば生じる。このため、本研究では、ナノ粒子層の付着力を実験的に定量化した。この結果、付着力はナノ粒子の材質に大きく依存することを示した。また、ナノ粒子層の剥離量の増加とともにCHFは低下、沸騰熱伝達率は向上する傾向のあることを明らかにした。

自由記述の分野

伝熱流動

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公開日: 2018-03-22  

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