研究課題
基盤研究(C)
摩擦特性を有する1入力灰家計に対して手案されている手法を、2入力を受ける弾塑性配管系に応用し、求められた推定値と時刻歴応答解析により求められる厳密解との比較、及び2入力の加振実験を行い、以下の結果を得られた。(1)2入力の相関係数が増加すると、応答低減係数が増加する。また、相関係数の増加に伴い、推定法の精度も向上する。(2)入力波の卓越周波数帯域と配管の固有振動数の組み合わせによって、推定精度変化するが、いずれの組み合わせにおいても、配管の応答が大きいとき、その精度は向上する。
機械力学