近年,自動走行する自動車が提案され,目的地を入力すれば無人でも目的地まで人や物を運ぶことが可能になりつつあり,これは,特に高齢者や障害者の運転をも可能とするものである。しかし,自動車の場合は,4輪であるため狭い道は通ることができない。本研究は,災害援助活動・人命救助・障害者の搬送及び一般社会での活用に大きく道を拓くものである。このような背景のもと,ジャイロアクチュエータとハンドル操作による自立走行を融合したシステムの開発を行った。またツインカメラを用いた視覚情報システムの開発を行った。視覚情報システムを用いたバイクの自律走行制御に関しては今後の課題である。
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