電気接点周辺の気流と磁気吹き消しの併用による開離時アークの高速消弧

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26420227
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 電力工学・電力変換・電気機器
• 研究機関: 静岡大学
• 研究代表者: 関川 純哉 静岡大学, 工学部, 准教授 (80332691)
• 研究協力者: 野中 大輔 静岡大学, 工学部, 学部生 ; 山下 翔真 静岡大学, 工学部, 学部生 ; 山村 龍一郎 静岡大学, 工学部, 学部生 ; 石原 彰典 静岡大学, 総合科学技術研究科, 大学院生 ; 太田 優 静岡大学, 総合科学技術研究科, 大学院生 ; 宮川 晴希 静岡大学, 工学研究科, 大学院生 ; 加藤 圭佑 静岡大学, 工学研究科, 大学院生 ; 蒔山 敦史 名古屋大学, 工学研究科, 大学院生 ; 小西 弘純 静岡大学, 工学研究科, 大学院生 ; 渥美 知之 静岡大学, 工学研究科, 大学院生
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: アーク放電 / 電気接点 / 電磁リレー

研究成果の概要

抵抗性負荷回路の直流回路内で開離時アークを発生させた。空気吹き付けによるアーク継続時間の短縮効果を調べるために、大流量の空気を開離時アークに吹き付けた。その結果、磁気吹き消しのみの場合に比べてアーク継続時間を半分程度まで短縮することができた。磁気吹き消しと空気吹き付けの併用効果を確認するための実験を実施した。その結果、磁気吹き消しのための磁束密度がある値以上であれば、空気吹き付けによるアーク継続時間の短縮効果は限定的であった。

自由記述の分野

電気接点、アーク放電