研究課題
基盤研究(C)
希土類系高温超伝導線材の電流輸送特性を広範な温度(4.2K~77K)と磁場(自己磁場~27テスラ)に亘り精密且つ系統的な実験により明らかとするとともに、物理モデルに基づく定式化を図り、その適用性と有用性を確認した。更に、技術的・コスト的に計測が容易な液体窒素温度域の特性から、計測が困難な低温度の特性を推測する評価指針について明らかとした。これらの成果は、同線材を用いた機器の最適設計において不可欠となるばかりでなく、線材作製のフィードバック技術にも資するものである。
超伝導工学、計測・制御工学