研究課題
基盤研究(C)
本研究では数値最適化に基づくテーブルルックアップ型制御系設計を目指して,現実の多くのシステムに現れる飽和,量子化,不感帯などの非線形要素の取り扱いについて研究を進めた.飽和入力に関しては,フォーメーション制御において入力を切り換える制御則を提案した.量子化入力に関しては,量子化誤差を多項式非線形システムに対する有界外乱と考え,二乗和条件に帰着することを提案した.また,不感帯については,量子化入力を応用することを提案した.
制御工学