研究課題/領域番号 |
26420526
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
西井 和夫 流通科学大学, 経済学部, 教授 (80115906)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | AMMA / エリア・マーケティング / エリア・マネジメント / 観光まちづくり |
研究実績の概要 |
2015年度は、後期の在外研究期間を中心に、欧米の比較的小規模な観光地における観光まちづくりのためのエリア・マーケティングやエリア・マネジメントの実態および現地でのヒアリングを実施するとともに、科研テーマの一つであるAMMA(Area Marketing and Management Approach)に関する基本的枠組みの強化とその実践的検討に向けた諸課題を整理した。 その結果、ボルドーおよびストラスブルグでのヒアリングにより、欧州の観光まちづくりの実態やエリア・マネジメントの組織づくりの取り組み例に関する基礎的資料の整理ができた。また、米国滞在中においては、AMMAに関するセミナーを開催し、日米研究者間での意見交換を行うことが出来た。 これらの成果の結果として、2016年5月開催予定の第53回土木計画学研究発表会(北海道大学)での論文投稿を行い、発表予定であるとともに、8月開催予定の第56回ERSA Congress in Vienna 2016においても論文発表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
在外研究の期間に十分な研究時間と欧米の研究者間で有意義な研究討議を行うことが出来たから。
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今後の研究の推進方策 |
2016年度は、最終年度にあたるため、3年間の研究のとりまとめを中心に行うが、AMMAに関連した実証研究を継続的に行い、課題を明らかにしていく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2015年度後期における在外研究において、欧州の観光地における現地でのフィールドワークや旅費の支出のために、次年度の使用額の必要が生じたから。
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次年度使用額の使用計画 |
2016年度の予算額から30万円の使用を計上し、上記の通り、フランス・ドイツ訪問に関する旅費等の経費に充てた。
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