研究課題
基盤研究(C)
本研究では,超巨大地震へも適用可能かつばらつきの小さい次世代の地震動評価式を開発するため,超巨大地震を含む強震動データベースを構築し,それに基づく評価式の開発と性能評価を行なった。通常の少数の説明変数による評価式と,深層学習の手法を用いた多変数によるニューラルネットワークモデルを比較したところ,後者の方がよりばらつきを減少させることは可能であるという結果が得られた。ただし,面震源での適用性及び安定性については引き続き検討が必要である。
地震工学