研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では,構造物のロバスト性の評価とロバスト最適設計法について,多様な角度から研究を行った.特に,最適化の理論の中心をなす双対性の概念を用いることで,従来は扱うことが困難であった構造物の形状の不確実性に対するロバスト最適設計法を開発した.また,弾性問題に限らず,種々の弾塑性問題における不確実性・ロバスト性を取り扱う手法を開発した.さらに,これらのロバスト最適設計法の基礎をなす理論として,組合せ的な性質をともなう最適設計問題に対する新しい定式化を提案した.
応用力学,数理工学,構造工学