研究課題
基盤研究(C)
既往の剛体折紙パターンを変換して,軽量な展開型骨組構造を設計するための手法を提案した。様々なヒンジ接合を効果的に配置することで,変形自由度の小さい機構を生成することができる。部材配置位置は変えることで,円筒型曲面構造を生成することも可能である。また,指定方向へ形態変化する新たな機構を設計する手法として,任意形状に設定した立体骨組の部材端に,任意角度の回転軸をもつヒンジ接合を配置する最適化問題を定式化した。さらに,ひずみの高次項の存在条件を用いた大変形機構の自由度判定手法を提案した。
建築構造