研究成果の概要 |
本研究では大船渡市の4 つの高齢者サポート拠点を対象として仮設住宅の高齢者による利用実態を明らにした。 その結果、高齢者サポート拠点が隣接しているS,A 仮設、近接しているO,M 仮設では高齢者サポート拠点を利用したことがある人が見られるが、継続して通えている人が見られるのは併設されているS,A 仮設のみで、近接しているO,M 仮設では見られない。高齢者サポート拠点が近くにないG,N,K,T 仮設では利用したことのない人が大半であった。A 仮設は仮設内に高齢者サポート拠点が併設されているが、自宅から離れていると遠くて通えないという声が一人暮らし高齢者に多く、近距離でも送迎やサポートが必要である。
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