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2015 年度 実施状況報告書

ポスト・レルネルのクリチバの都市計画に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 26420625
研究機関明治学院大学

研究代表者

服部 圭郎  明治学院大学, 経済学部, 教授 (90366906)

研究分担者 中村 文彦  横浜国立大学, その他の研究科, 教授 (70217892)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードクリチバ / アンケート調査 / 政策評価 / 交通政策 / 環境政策 / ごみ政策 / ジャイメ・レルネル / 中村ひとし
研究実績の概要

本年度は当初、研究計画ではクリチバ市民を対象としたアンケート調査を実施する予定であった。実際、アンケートも作成し、ポルトガル語に訳して、それを2月に遂行しようと考えていたのだが、ジカ熱が発生して大学側から渡伯を禁止させられた。そういうこともあり、今年度はアンケートの作成という段階で終わってしまっている。研究協働者の横浜国大の中村教授と再度、スケジュールを調整し、2016年の8月にアンケートを実施することにした。このように、今年度は作業があまり遂行してはいないが、アンケートを作成することはできた。後はアンケートを実施をして、それを集計し、分析をすること、さらにはアンケート遂行と同時に現地の関係者へ取材しようとしたこともできなかったので、2016年度には、これらを中心に研究を行いたいと考えている。
アンケート調査では、研究計画に書いている通り、現在の市民がどの程度、クリチバの都市政策を評価しているのか、また、その政策の認知度等を調べることを念頭に置いている。当初の計画では、現地の大学にてアンケート票を配布することを想定していたが、Questantというネットを用いたアンケートを行おうと考えている。このアンケートの依頼をするために、大学生やクリチバ市、場合によってはマスコミ等の協力を仰ごうと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度の調査は進んでいない。これは2月という年度末にて現地で調査を実施しようと考えていたため、バッファーがなかったということもあるが、1月末から展開したブラジルのジカ熱によって渡伯をすることが厳しくなったためである。これに関しては、大学の講義もあったりして、すぐに対応することは出来ないが、夏休みに渡伯をすることで遅れを挽回したいと考えている。

今後の研究の推進方策

2015年度に終わらなかった分は、ジカ熱という緊急事態があったためであり、計画は押してはいたが、計画内容等に問題があった訳ではない。今年度に遅れを挽回し、今年度中にある程度の成果を出したいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

今回はジカ熱が広まったため、渡伯をすることが難しくなったため本来であれば実施するはずであった現地のアンケート調査が行えなかった。これを2016年度に延長するために、次年度使用額が生じることとなった。

次年度使用額の使用計画

2015年度に実施できなかったアンケート調査を実施することで、その予算を消化する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] クリチバ:レルネル市長の都市戦略2015

    • 著者名/発表者名
      服部圭郎
    • 雑誌名

      地域開発

      巻: 607 ページ: 16-20

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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