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2016 年度 研究成果報告書

1950年代北朝鮮におけるバウハウス卒業生K.ピュシェルの咸興市戦災復興計画

研究課題

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研究課題/領域番号 26420659
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関九州産業大学

研究代表者

冨田 英夫  九州産業大学, 工学部, 講師 (80353316)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード戦災復興 / 朝鮮戦争 / 1950年代 / 北朝鮮 / 東ドイツ / ソ連 / 都市計画 / バウハウス
研究成果の概要

ピュシェルの計画の方法論は、(A)構造的性質の調査、(B)それに基づく新しい秩序づけ、(C)戦災復興の全体計画の完成、という三段階で示される。彼は、朝鮮半島の集落と都市は、景観の構造と造形、および風景、社会、経済の相互関係に根づいていると結論づけた。広場と街路ネットワーク、近隣区の計画、および農業生産協同組合の計画において、咸興の計画はソ連および東ドイツと理論を共有していた。一方で、咸興の復興計画は事前調査の成果に基づいているため現地の特徴的な風景と調和していた。このように咸興市戦災復興計画は、ソ連と東ドイツから北朝鮮へという社会主義都市の計画理論の国家を超えた伝播の状況を示している。

自由記述の分野

建築史

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公開日: 2018-03-22  

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