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2016 年度 研究成果報告書

Cr含有スラグの構成相におけるCr(VI)イオン固溶状態の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26420755
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 金属・資源生産工学
研究機関大阪大学

研究代表者

鈴木 賢紀  大阪大学, 工学研究科, 講師 (20610728)

連携研究者 溝口 照康  東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード六価クロム / X線吸収微細構造 / 第一原理計算
研究成果の概要

Cr含有鋼の製造工程等から発生するCr含有スラグについて、生態系に悪影響を及ぼす六価クロム(Cr(VI))の溶出が懸念されており、スラグの再資源化に対する環境保全のためにCr含有スラグにおけるCr(VI)生成機構を明らかにする必要がある。本研究では、スラグを構成する主な化合物相としてダイカルシウムシリケート(2CaO・SiO2)及びMerwinite(3CaO・MgO・2SiO2)に着目し、Crイオン固溶状態をX線吸収スペクトル及び第一原理計算によって詳細に解析した。その結果、上記2種の化合物へは空気雰囲気でCrイオンが6価の状態で固溶することを見出し、Cr(VI)固溶構造モデルを提案した。

自由記述の分野

熱力学、高温物理化学、界面制御工学

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公開日: 2018-03-22  

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