研究課題
基盤研究(C)
太陽光パネル表面にシリカナノ粒子を薄く塗布することによって、表面に微細な凹凸を作製し、太陽光の反射を低減し、透過光の増加を図る。また、表面の凹凸により粉塵との付着力を低減し、太陽光パネルの汚れ防止効果による発電効率向上も期待できる。反射防止効果はナノ粒子層の表面粗さに依存し、塗布方法の影響が大きい。実験の結果、基板表面にブラシを置いてスプレーすることにより反射率を減少させ、発電効率を向上させることができた。この方法は既存の太陽光パネルにも簡単に使用でき、実用化が期待できる。
粉粒体工学