研究課題
基盤研究(C)
炭化水素(プロパン,プロピレン,イソブタン,イソブテン)をプローブとする昇温脱離で,塩基強度評価を行った。ヘリウム気流下で炭化水素を143 Kで吸着させ,1 K/minで昇温した。773 Kで活性化したCaOでは,脱離ピーク温度はプロパン,イソブタン,プロピレン,イソブテンで172 K,193 K,206 K,228 Kとなったことから,プロピレンと塩基点との間に酸塩基的な相互作用があると結論した。プロピレンをプローブとした昇温脱離で,脱離の活性化エネルギーで主な固体塩基の塩基強度を評価した。
化学