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本研究は氷片群中の個々の氷片に作用する流体力モデルを構築し、船舶等に作用する氷荷重の評価手法構築を目標とする。船体と単独氷片との衝突の模型実験を数値解析で再現でき、数値解析で流体力を評価できる見通しを得た。この解析を実船スケールに適用し、船舶・氷塊衝突時の氷荷重推定方法を提案した。氷片群中の単独氷片に作用する流体力を模型実験で計測し、他氷片の下流にある氷片の流体力は単独氷片の場合より小さいこと、また流体力が流速の1乗に比例する成分が主の場合と、2乗が主になる場合があることを示した。流体力のモデル化において氷片配置を考慮する必要性が示唆された。
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