| 研究課題/領域番号 |
26420835
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| 研究機関 | 国立研究開発法人 海上技術安全研究所 |
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研究代表者 |
黒田 麻利子 国立研究開発法人 海上技術安全研究所, その他部局等, 研究員 (40462874)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | 波浪中抵抗増加 / 不規則波 / 水面上形状 / 水槽試験 |
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| 研究実績の概要 |
実海域中を航行する船舶に働く波による抵抗増加（短波頂不規則波中抵抗増加）について、
水槽試験により評価する方法を構築するための調査を行った。
不規則波中抵抗試験における課題であるばね係数の影響を調査するため、昨年度検討対象としたタンカーよりも波に対する動揺の大きい自動車運搬船を対象に、模型船に付加する前後方向ばね力を変化させながら、向波及び斜向波における長波頂不規則波中抵抗増加試験を行った。
試験にあたり、計測機器の改修を行った。
また、波浪中抵抗増加の少ない水面上形状を設計し、水槽試験によりその効果を調査するため、船首部模型を製作した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
計画通り、船首部模型を製作し、水槽試験を行った。
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| 今後の研究の推進方策 |
平成27年度に実施した長波頂不規則波中抵抗増加試験結果を解析し、その結果に基づき、方向分布を考慮した短波頂不規則波中抵抗増加評価法を構築し、水槽試験による検証を行う。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
実験で使用する模型船については、もともと模型船本体と付替え可能な船首部模型を製作する予定であったが、既存の模型船を改造し、複数の船首部模型を製作することとしたため。
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| 次年度使用額の使用計画 |
平成28年度に実施する水槽試験で必要となる治具の製作に使用する。
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