研究成果の概要 |
大型船舶に比べメンテナンスが行届いていない漁船機関や周辺機械設備を対象とする状態監視・診断システムの構築を目的とする. 特に漁船機関や周辺機械設備に発生する検出困難な複数の異常が同時に発生している複合異常の検出および潤滑に関わる状態監視技術の高精度化を図り, 自動的に診断まで行うシステムを構築している.本研究は平成25年度までに実施した基盤研究(C)「波形分離による漁船機関に最適な次世代型状態監視システムの高精度化」 の状態監視対象をより広範囲に拡大し,状態監視技術の高精度化と得られた状態監視情報から診断まで行う自動化されたシステムの構築を行っている.
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