樹脂製の集熱器を既存のPVパネルに後設したハイブリッドソーラーコレクタ(HSC)、ヒートポンプ(HP)、井水熱交換器(GS)、貯湯槽を組み合わせた住宅用の電熱併給エネルギーシステムを作成し、実験によるその基本性能の把握とシミュレーションによる通年評価を行った。 その結果、GSの場合と比べ、HSCを熱源とすることでHPのCOPが2.5から4.6へと80%以上向上すること、通年の取得エネルギー量も多くなることを示した。また、シミュレーションにより運転方法の違いでエネルギー効率に大きな差が生じることを示した。
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