研究課題
基盤研究(C)
充電可能な金属空気電池を構築するための、酸素発生反応(充電反応)に安定な電極材料の探索を行った。ニオブドープに酸化チタン(Nb-TiO2)を検討した結果、Nb-TiO2は充電電流に安定であり、これにLaNi0.5Mn0.3O3を触媒として加えることで、酸素発生反応(放電反応)および酸素還元反応(充電反応)の両方の活性が向上した。グラフェンを検討した結果、グラフェンも酸素発生電流に対して安定であることを見出した。グラフェンの酸素発生活性の向上にはNiCo2O4が有効であった。
工学