研究課題
基盤研究(C)
海水と淡水による浸透圧発電を目指して,中空糸膜モジュールの性能向上解析を進めた。膜モジュールでは,中空糸群の浸透能力に比べおよそ10分の1になる。その原因は、濃度分極と有効膜面積の低下であることが明らかとなった。また、淡水側では濃度分極と流量不足が問題となる。これらのことを踏まえてモジュール形状を設定することが重要であることを指摘した。最適形状にすることにより、従来より約3倍の浸透性能が可能であることを指摘した。
工学 流体力学