研究課題
基盤研究(C)
資源豊富な元素(銅、亜鉛、錫、硫黄、セレン)で構成される次世代のCZTSSe薄膜太陽電池を作製するために、化合物からの連続成膜法を用いて作製条件を検討した。2段目の硫黄蒸着量を変化させることで、CZTSSe薄膜中の硫黄含有量を制御できた。CZTSSe及びCZTSe薄膜太陽電池を作製した結果、それぞれの変換効率1.55%と3.93%が得られ、研究開始時のデータを更新した。また、連続成膜後に熱処理を追加することで、開放電圧が向上した。
太陽電池