研究課題/領域番号 |
26430012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
田端 俊英 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 (80303270)
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連携研究者 |
篠原 寛明 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 (60178887)
上窪 裕二 順天堂大学, 医学部, 助教 (80509670)
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研究協力者 |
横山 友貴
福嶋 才貴
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Gタンパク質共役型受受容体 / ニューロン / シナプス可塑性 / グルタミン酸 / ガンマ・アミノ酪酸 / Cキナーゼ |
研究成果の概要 |
運動学習を支えるシナプス可塑性をトリガーする小脳プルキンエ細胞の代謝型グルタミン酸受容体mGluR1は、代謝型アデノシン受容体A1Rや代謝型GABA受容体GABAbRと複合体化していることが示唆されている。還元的な強制発現系(HEK-293細胞)に表面プラズモン共鳴および蛍光イメージングを適用し、これら受容体間の相互作用が1)ニューロン特異的細胞内環境に依存しないこと、2)Gi/oタンパク質による仲介を必要としないこと、3)脳髄液に蓄積するレベルのアデノシン、GABAの濃度変化によって動的に誘発され得ることを示した。これらの結果から、小脳運動学習の調整メカニズムの一端が明らかになった。
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自由記述の分野 |
神経生理学
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