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2016 年度 研究成果報告書

注意欠陥多動性障害モデルにおける発育期の豊かな環境による情動行動形成機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26430020
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経生理学・神経科学一般
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

飛田 秀樹  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (00305525)

連携研究者 三角 吉代  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (70529148)
石田 章真  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (20632607)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード情動 / 発育期 / うま味 / グルタミン酸ナトリウム / 腸脳連関 / 脳血液関門培養モデル / 胃迷走神経
研究成果の概要

注意欠陥多動性障害モデルラットを用い、発育期のうま味(グルタミン酸Na:MSG)経口摂取による情動行動の変化を検討した。発育期のMSG摂取により攻撃性が減少した。その要因として、血圧変化、脳組織障害性、腸脳連関について解析を進め、以下の結果を得た。1)MSG摂取による血圧変化は認められない、2)Argyophill III染色の神経障害変化は認められない、3)脳血液関門モデル培養系でMSGによる細胞障害性は確認されない、4)横隔膜下迷走神経遮断により攻撃性が減少した。以上の結果から、上部消化管うま味受容体からの迷走神経を介した脳への刺激入力によって攻撃性が変化することが明らかになった。

自由記述の分野

脳神経生理学

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公開日: 2018-03-22  

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