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2016 年度 研究成果報告書

Parkinの新規基質IPASの解析によるパーキンソン病発症メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26430051
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

鳥居 暁  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, プロジェクト講師 (10444001)

連携研究者 十川 和博  東北大学, 生命科学研究科, 教授 (80175421)
安元 研一  東北大学, 生命科学研究科, 准教授 (90241629)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードIPAS / PINK1 / Parkin / リン酸化
研究成果の概要

本研究において、IPASがPINK1-Parkin経路によって制御を受けていることが判明した。CCCP依存的にIPASはPINK1によりリン酸化され、それによってIPASとParkinの結合が引き起こされ、ユビキチン化されたIPASが分解されることがわかった。さらにパーキンソン患者組織の解析により、IPASの発現量がこれらの患者の中脳黒質で増加していた。またIPASノックアウトマウスにおいてMPTPによる中脳黒質神経細胞死が緩和された。これらの結果からPINK1とParkinの変異によって制御の破綻が起きた際にIPASが蓄積して神経細胞死を誘発しパーキンソン病発症に関与していることが示された。

自由記述の分野

分子細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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